読書が日常ではなかった私が、大人になってからその面白さと効用を実感するまでには、20年ほどかかっていると思う。ようやくどの本を読んでも書いてある意味が理解できるし、日々の生活に応用したり、例え話として話を膨らませたりできるようになってきた。焦って眠いのに読んで同じページを行ったり来たりすることもあったけど、今は眠い時は寝てしまい、スッキリした頭で読んでこそ、その本の本質が見えてくるということがわかる。本を読むということは、結局のところ自分を読むようなものだ。体調や心の状態を整えているからこそ自分の特徴を活かすことができるし、自分の限界を認識してギリギリの手前でストップをかける。こうすればその日の脳疲労を翌日に持ち越さなくて済む。そして新しい朝から気持ちよくスタートする。結果が積み上げられていくので毎日が感謝と幸せで満たされる。
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