幼少の頃から意識の高い大人に囲まれて育った子どもは、「目標を立てなさい」という訓練をしているので、ぼんやり育った子どもとは違い、長期、中期、短期の目標から逆算して、日々行うべき具体的行動をはっきりといイメージできるようになる。私は典型的ぼんやり少年だったため、社会人になっても数年後の自分、数カ月後の自分、数週間後の自分を突き動かすような具体的な目標が立てられなかった。現に今も仕事の締切リギリギリでようやく切羽詰まってくることでようやくリアリティを感じる。
これが知力の差となり、生涯年収の差となって現れるわけだ。
先延ばし癖を直したいから『パーキンソの法則』を理解して、明日のこと、来週のこと、来月のこと、来年のこと、といった具合に脳内で映像化するとか言語化して臨場感を高めればいいのだが、そんな知力は持ち合わせていないので、なかなかうまくいかない。どうにかしたい思いは常にあるので読書をしたり、YouTubuで自己啓発に役立ちそうな動画を見てメモしたりしている。こういうものは一夜にして効果がでるものでなはいので、継続していくしかない。これ自体を楽しめているうちはいいが、効果が感じられない期間があまりにも長引くと辛いだろう。こういう時に自分を助けてくれるのが、『根拠の無い自信』だと思う。「ダメダメだけど何故か俺は行けそうな気がする」という楽観的なものだ。まあ、こればかりに頼りすぎて実直な行動をしていないといつまで経ってもニートみたいな人になってしまうのだけど。
知力が低いと認めてしまえば
「先延ばし癖が治らない」や「目標が立てられない」と嘆く私のような人間にとても良い対策を発見した。それは、自分がとった行動に対して「今、なぜ私はこうしたのか?」「意図は何なのか?」と問うことだ。そうすると、「なんとなく」で行動している事が多い。だからこの「なんとなく」に意味を持たせるために「なぜ?」を突き詰めて考えていくのが良い。あとから理由をこじつけることにはなるが、「もっとこうした方が良かったな」とか気づくはずだ。これが、明日の目標になり、来週の目標になり、来年の目標になる。そして、今度はそこから逆算することでもっと効率的なルートが見つかるはずだ。
このブログの挿絵も自分の意図を説明できるようになれば、もっとよくなるはずだ。
三笘薫選手の『VISION 夢を叶える逆算思考』は、ビジネス系の自己啓発本に勝る良書だと思う。子どもから大人への成長過程を通して、三笘選手がどんな意識で人生に向かい合ってきたかがわかる。
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