私は食べると血糖値が上がりやすいようで、必ず眠くなる。だから1日3食など食べていると、3回眠くなる。つまり食後に1時間弱、脳のパフォーマンスが落ちるということだ。貴重な24時間のうち、3時間が無駄にななる。明日死んでしまうかもしれないのに。
これを修正するためにまず、半年間を夕食のみで生活してみた。睡眠や運動に使う時間はしっかり確保し、夕食に必要な栄養をすべて摂るという戦略だ。これの良い点は、日中は眠くならないということ。朝目が覚めて、日光を浴び、昼休みは15分の昼寝をして、コーヒーを飲んだり、ナッツをつまんだりすることで、朝から夕方まで脳がスッキリしたまま過ごせる。そして、残業はほどほどにして、寝る時間に照準を合わせて夕食や入浴を済ませる。仕事は日中に勝負をかけて、夕方以降は副交感神経を有効にするための活動に専念する。これは最初の頃、自分ではかなり気に入っていて、こなせる仕事の量も増えた。しかし、半年過ぎたあたりから、どうも睡眠の質がいまいち向上してこないことに気付いた。この原因は何なのかを食事の摂り方から発見した。
睡眠ホルモンである『メラトニン』は朝の日光を浴びたときに分泌される『セロトニン』と入れ替わるように夕方以降に分泌されるもの。そして、両者とも体内生成はできないので、良質なタンパク質を食事から摂る必要がある。もちろん、夕食でしっかりと『セロトニン』と『メラトニン』の原料となる『トリプトファン』を摂取していたので、最初はわからなかったが、とある栄養系YouTubeチャンネルを観て、その謎が解決した。
私の場合『セロトニン』は十分、分泌されていたが、『メラトニン』の分泌を考えると、日中にも『トリプトファン』を摂る必要があったようだ。ここに気づき、夕食に一点集中させていた栄養を、軽い昼食に分散させる方法を試してみた。これがヒット!
確かに、1日一食は極端だったかも。あれやこれや色々と健康法はあるけれど、自分の特徴を理解して自分にとって最適なもの選ぶ必要がある。派手な健康法は経済を回すために存在するもので、本当に大切な健康法は自分で冷静に選択するだけでいいのだ。
下記が私の1日の食事(毎日同じものを食べている)
朝:コーヒー
昼:スパイスカレー(ルーは害悪なので使わない)材料は好きなスパイス、トマト缶、ニンニク、玉ねぎ、きのこ、豆、鳥のささ身、カシューナッツ、塩こうじ、玄米。(1週間分を休日に作り、小分け冷凍している)、ゆで卵2個(前夜の夕食の際に茹でておく)
おやつ:素焼きのミックスナッツ
夜:玄米、ゆで卵2個、納豆、チーズ、キムチ、レタス、ブロッコリー、鯖缶(or鶏のから揚げ)、みそ汁、のり、ルイボスティ茶。
入浴後:ルイボスティ茶、ヨーグルト&ミックスベリー
小麦製品は基本食べないようにしているが、週に一回くらい、カフェでかわいい菓子パンなんかをガッツリ食べる。ドーナッツとか美味しいよね!
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