運と実力を正しく区別する

運、実力。これらの言葉はすごく曖昧で、結果に対してどこまでが【運】で、どこからが【実力】なのかしっかりと説明できる人、っているのでしょうか。

これに似たような言葉で【才能】がある。これに関していえば、ある人を誰かが外から見たときに、勝手に「才能あるね!」とか「才能ないよ」と現状だけで判断する。では、才能が「ある」「ない」について数学の答えのように、誰もが納得するような説明をできる人はいないのです。

運と実力を兼ね備えている人に、こういった質問をすると、「才能なんてないよ、運が良かっただけ」なんて答えが返ってきます。謙遜ではなく、本気でそう思っているから運も実力も身にまとえるのです。

結果が良ければ「運が良かった」。

結果が悪ければ「実力がなかった」。

いわゆる才能のある人は、結果を素早く受容して、すぐ次の行動に出ることができます。

才能がない人は、「運が悪かった」「才能がなかった」と言い、昨日と同じ今日、今日と同じ明日、去年と同じ今年、今年と同じ来年を過ごすことになってしまうのです。

才能がないと自分で思うなら、まず、【運】と【実力】を正しく区別することです。

わかりやすく言えば「宝くじで5億円の資産を得た人」と「自分で企業して5億円の資産を築いた人」がいたとして、自分の資産をどちらかに投資しなければいけないとしたら?

実際はこんなふうにわかりやすいケースはなく、運と実力が複雑に絡み合っての世の中です。

ここを面倒くさがらずに分析する人が実力をつけ、さらに運を引き寄せています。

自分の力で変えることのできる範囲と、自分ではどうすることもできない範囲を区別してから行動すれば、焦点を当てるべきところに光を当て、少ない努力で最大限の成果を出すことができるのです。

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量子力学と仏教の共通点や、引き寄せの法則、こういったものに関心を寄せていくと、結局すべてが心理学なんだなと薄々気づき始めています。自分の中心にあるものは何なのか。なぜ自分の今はこうなっているのか。考えてみれば何の不思議もない当然の結果が今でした。

 

 

 

 

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