YouTubeの自己啓発系チャンネルを見ていたら、海外の自己啓発本のおすすめ動画があった。その中で最初に紹介されていた本が『アルケミスト 夢を旅した少年』だった。さっそくアマゾンでサンプルをダウンロードし読み始めている。主人公の少年の意志の強さが冒頭から炸裂しているだけに、羊達がまるで、生ぬるいコンフォートゾーンに居続けてしまいがちな私達に見えてしまう。
どっちが良いとか悪いとかの問題ではなく、自分の強みや弱み、才能をしっかり見極めて、どっちの人生が自分には相応しいのかを勇気をもって判断することができれば、幸せな人生を送れるのだろうと思うのだけど、やっぱり僕は、たとえ自分には羊の生き方が相応しいとしても、少年に憧れてしまう以上、少年のように生きたい。
隣の人より上とか下とか考えてしまう自分が嫌になったり、損得勘定で生きている人に触れて悲しくなったり、平気で自分や家族に嘘をついて表向きを繕ったりしている人に憤りを感じたり。なんでこんなに許せない事ばかりなのだろうと思う一方、羊のような自分でないことが嬉しかったり、誇らしかったりする。
要するに、楽しい人生にはその分、辛いことも多い。平凡な人生にはフワッとした辛さしかないのだろう。
本当に後悔のない人生にしたければ、毎日、コンフォートゾーンから外へ出なければならない。面倒臭いと思った時こそ、脳が育つ瞬間なのだから。
Amazon.co.jp : アルケミスト 夢を旅した少年
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