ウクレレの4弦

ウクレレ備忘録

ギター弾きから見たウクレレという楽器

私の実家にはインテリアとしてウクレレが吊るしてあります。左にテナー、右にソプラノ。

実家に帰った際に、何の気なしにイジって遊ぶときがあるのですが、毎回、指板上の音の位置を紙に描きだしてコードを作るところから始めます。ちなみに私はギター弾きなので、下図のようにウクレレの指板を認知しています。描いてみれば何のことはないのに、なぜか体に入ってこない。

その原因は、「4弦が1オクターブ高くなっている」ということです。ギター弾きの私にとって、コード(和音)は、ルート(根音)が一番下にいるという響きが潜在意識にあるようで、ダイアトニックコードを弾いていくと、「ん?、コレって合ってんのかな?」と不安になり、声でルート(根音)を歌って確かめてしまったりする。(そう感じるのは私だけ?)、この憂鬱を解消するために?Low-Gチューニングを採用する方もいるようです。確かに、音域が広がるので、弾き語りするにしても歌いやすいし、ウクレレで曲をソロアレンジするときも自由度が高まります。(私は張替えるの面倒臭いのでやりませんけど。)

訳アリの4弦1オクターブ上げ

諸説あるらしいのですが、私が一番好きな理由は、

『波打ち際の波の音に打ち消されない高い音が、ハワイの現地では好まれた』という説。

音楽を始めた当初は、ただ聞えたものに感動していただけでしたが、人間が生きるその場所から「どうやって生まれたか?」ということに想いを馳せることで、よりいっそう音楽から受け取れるものが増えるのではないかと感じています。

ウクレレで睡眠圧を高める方法

話が飛びますが。私のように、40代後半になると、健康であることが幸福の土台となります。健康の土台はやはり睡眠、運動、食事です。このすべてにおいて2023年は猛勉強し(ってほどでもないかな?)、改善を実感できています。しかし、睡眠だけに不満が残っています。今現在、本で学べるようなことについては何冊も読んで、どの本にも書かれているようなことは実践しているにもかかわらず、だいたい睡眠時間は5時間前後になってしまいます。30代から40代前半の仕事に対する姿勢(質より量だ!時間を投下しろ!)が原因で眠れなくなっているのかもしれません。そんなこんなで、悶々としていたとき、ある本にこんなことが書いてありました。

実はこの人生の効率化ともいえる日常の最適化こそが、睡眠を悪化させている最大の要因なのです。  脳も体も、いつもと同じで特に新しいことを吸収していないので、睡眠時間や深い睡眠が必要なくなるのです。」(『働く50代の快眠法則』(角谷リョウ 著)より)

自分では新しい脳細胞を使うような行動を取り入れているつもりなのですが、どうやら足りないようです。ということで、精神的に不健康になるようなこと以外で、もっと脳に負荷をかけて睡眠圧を高める必要がありそうです。短時間に、ちょっと面倒なことを集中的にやるのがいいのかも。

ということで、今日はウクレレで現在のPOPSをほぼカバーできるコード(ダイアトニックコード+α)を考えてみました。藤井風さん辺りの曲もこれで対応できそうな。ちなみに私は相対音感なので、CとかAmとかで曲を覚えません。『なんちゃってナッシュビルナンバーシステム』で覚えます。そうすれば他人とやるときもキーチェンジにすぐ対応できるのが利点です。あとは、そのコードが曲の中で、どんな機能を担っているのかが身につくので、『物事の本質をつかむこと』を感覚で理解できます。

ちょっと話がそれちゃいましたが「ベース(根音)を一番下へ」という縛りがなければ、ほぼ無限に作り出せるので脳トレにはもってこいかもしれません。解釈の仕方でコードネームも変わってきます。(おそらく、毎回違ったフォームを発見することになるはず)

堀江貴文さんがいう『情報の民主化』に照らし合わせると、コードを記憶する時代ではないのかもしれません。その都度、【今】に集中して考えて【行動】するのがこれからのやり方です。というか、プロとして食えてるのは、このやり方で生きている人たちです。

プロって凄いんだぜ!尊敬してます!音楽家に感謝です!

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