この映画で私が好きなシーンは、ミー坊の学校で行われた三者面談での母ミチコの言葉です。
数学と英語がからっきしできないミー坊を心配した先生が、ミチコに対して「お母さんも家で頑張ってください(もっと勉強するように)」と言うのですが。
ミチコはこう返答します。
「先生?成績がいい子もいれば、悪い子もいて、それでいいじゃないですか。そんなみんなが勉強が良くできて同じだったら優等生だらけでロボットみたいだわ」
先生は困ってしまい「でもね~お母さん、後で困るのは本人ですから!」
本当はミチコも心配で心配で仕方ないはずです。それでも先生への返答は、
「いいじゃないですか。この子はお魚が好きで、お魚の絵を描いて、それでいいんです。」
「それで、いいんです」
この覚悟は本当にすごい。
こんな愛を纏った子供は周りを幸せにするに決まってると思います。
Bitly
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